株主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
ここに、2010年3月期第2四半期連結累計期間のご報告を申し上げます。
当第2四半期連結累計期間における日本経済は、昨年秋以降の世界的な景況悪化により企業業績は低迷が続くなか、失業率は過去最悪を示すなど、景気は依然として厳しい状況が続いております。
当社グループの主要顧客であるパチンコホール業界においては、「1円パチンコ」に代表される低玉貸し営業の浸透や、業界大手法人を中心とする新規出店の再開等もあり、ホール企業の経営環境は比較的安定的に推移したものと思われます。
こうした環境下で、当社グループでは、主力の広告事業と中古遊技機売買仲介事業において、サービスの付加価値向上と生産性の向上を追求し、更なるシェア拡大を目指してまいりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は10,465百万円(前年同期比5.2%増)、経常利益は1,267百万円(同0.3%増)、四半期純利益は638百万円(同1.3%増)となり、増収増益となったことをご報告いたします。
[広告事業]
当第2四半期連結累計期間のパチンコホール広告市場は、前半は、業界大手法人を中心とする新規出店にかかる告知需要や新台入替の活発化に伴う入替告知需要が旺盛だったこともあり好調に推移したものの、後半は、お盆前の新規出店案件が少なく、新店告知広告需要が、例年に比べてかなり減少したことや、一部ホール企業における広告費予算の削減等が影響したこともあり、若干低調に推移いたしました。
こうした環境下において、当社は、限られた新規出店告知案件や新台入替告知案件において受注最大化に向けた営業活動を精力的に推進するとともに、クライアントのニーズに応えるため、クロスメディアマーケティング支援機能を充実させ、主としてテレビCMの受注拡大に積極的に取り組んでまいりました。
こうした取り組みの結果、広告事業の売上高は9,547百万円(前年同期比5.2%増)、営業利益は1,350百万円(同7.5%増)となりました。
[中古遊技機売買仲介事業]
当第2四半期連結累計期間の中古遊技機流通市場は、遊技機入替コストの削減や低玉貸し営業の定着、甘デジコーナーの拡充等の要因により、全般的には底堅く推移いたしましたが、当期間の後半は、主にヒット機種の不在による新台入替の減少に影響され、中古遊技機の流通も低調に推移いたしました。
こうした環境下において連結子会社の株式会社バリュー・クエストでは、会員制中古遊技機情報サービス「VQnet」における効率的な取引促進に努めると同時に、パチンコホールへの訪問営業強化や各種販売促進キャンペーンなどの積極的な営業の取り組みを実施いたしました。さらに顧客の利便性向上と効率的なオペレーションのため、より「安全、正確、迅速」な中古遊技機売買仲介を実現するシステム機能追加を継続的に行いました。
こうした取り組みの結果、当第2四半期連結累計期間の成約台数は105千台(前年同期比1.7%増)となり、中古遊技機売買仲介事業の売上高は811百万円(同1.4%増)、営業利益は、のれんの償却額を70百万円計上した結果、179百万円(同8.7%減)となりました。
[不動産事業]
当第2四半期連結累計期間においては、連結子会社の株式会社ランドサポートにおいて、既契約で継続中の2件の賃貸案件のほか、2件の賃貸物件仲介案件(5百万円)を成約いたしました。
その結果、不動産事業の売上高は78百万円(同8.3%増)、営業利益は36百万円(同12.5%増)となりました。
2010年3月期におきましては、目標とする経営指標を「売上高営業利益率10%以上」と、「ROE30%以上」とし、引き続き生産性、付加価値、資本効率を重視した経営を推進してまいります。また、株主価値の最大化を基本方針に、目標配当性向を50%としております。
当社グループは、パチンコ業界に特化したビジネスとして、最大シェアを誇る広告事業と中古遊技機売買仲介事業において、その強みであるサービスの付加価値と生産性の向上を普段に追及し、更なるシェアの拡大を目指すとともに、常に新たな事業機会を模索し、積極的な事業開発に取り組むことでグループの持続的な成長を実現していきたいと考えております。
主な戦略課題として、
- (1)広告事業における新規営業拠点の開設
- (2)広告事業におけるローコストオペレーション体制の構築
- (3)広告事業における新サービスの開発投入と子会社事業の育成
を挙げ取り組んでまいります。
株主・投資家の皆様に対しましては、積極的かつタイムリーな情報の開示を行い、業績に応じた利益還元を方針として、企業価値の最大化に努めてまいります。
今後ともご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
